トマトにはカルシウムを含んだ肥料を
トマトの困った病気といえば「尻腐れ病」ではないでしょうか。
「尻腐れ病」とは、野菜や果実のお尻の部分が黒くなって腐ってしまう病気のことです。
この「尻腐れ病」は、病原菌などによる野菜や果物の株の病気ではなく主にカルシウム不足が原因の生理障害です。
そのため、「尻腐れ病」が発生したからといって必ずしも野菜や果物の株がダメになってしまうというわけではありません。
トマトの病気に多い「尻腐れ病」を予防するには、苗を植え付ける際に土作りの段階で用土にカルシウムを含んだ肥料を混ぜて用土を中和させることです。
このようなことを施していない場合は、用土の中にカルシウムが足りなくなりトマトに「尻腐れ病」のような障害が現れます。